二十歳の約束
7歳の 葵人 (あおと)
4歳の 瞬輝 (しゅんき)
わたしは毎日瞬輝の送り迎えをしながら
近くのスーパーで働いている。
葵人と瞬輝はほぼほぼ言うこと聞かないし
回りの人が関西弁すぎて分からなかったり
わたしの博多弁が通じなかったり
働いてお金を稼ぐ大変さを知ったり
初めは正直言うと忙しい日々だった。
大阪に来てから同じスーパーで働く
脇山 杏華(わきやま きょうか)と仲良くなった。
杏華は綺帆の2個上でよくしてくれている。