二十歳の約束

「な、ななんで!?」

「さっき、来た。」


―――綺帆たちが買い物に行ってる間

ピンポーン

「はあい!!!!」

お義母さんがドアを開けた。

「こんにちは。福岡で高校教師をしております。大和というものですが。」

「あら!福岡!?綺帆ちゃんかしら!?」

「岡田綺帆さんはいますか?」

「ああ、おるで!中入り!」

「ち、ちょっと!待ってください…。」

「大丈夫や、今買い物行っとんで。」
< 78 / 99 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop