二十歳の約束

まだそのときは名前を覚えてもらえてなくて、
ただただ

身長の話をしてきた
なんか見たことある奴

ていう印象なんだろうな?って。

でもめげずに話かけてなんとかやっと
顔と名前が先生の中で一致したらしい。

「先生、世界史のノートって集めます?」

「んー、7月にでも集めよっかな!お前集めてくれる?」

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