ハツカレ


なんて言ってる余裕は私にはなく。

どうすればよいかを必死に考えた。
私は普通に彼を好きになりつつある。
このまま流されたい気持ちは溢れているが、それじゃいけない気もする。



葛藤しながらも彼の手を離せずにいた。


駅の駐車場でお姉ちゃんが少し仮眠をとると言い出したので、私は近くの公園で時間を潰すことにした。


もちろん拓ちゃんと。





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