ハツカレ


「…ぅ…むう…起きて」

目を開けると運転席からお姉ちゃんが後部座席を覗き込んでいた。
なんか落ち着く…
ボーっとしていたら頭上で寝息が聞こえた。

____スースー


…ん?
頭を上げてみると
そこには彼の顔がドアップであったのだった

『…っ!?』

すぐさま飛び起き、家に着いている事を確認し、車から降りた。



< 6 / 18 >

この作品をシェア

pagetop