××物語

「みんな涼の事せめてなんかないよ。…何ていえばいいのかな、うーんと」

優花は考えているときの癖で首を右に傾けた。

「…うまく言えないけど!とにかくね。涼」

「涼は、何でも自分で抱え込みすぎるの。何でも自分のせいにしちゃうの」


「…」



「…だから、」
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