【実録】平成・ばすが〜る物語
いつも単独で乗務していることが多く、人と一緒に寝泊りもあまり慣れてはいないとのこと。 

布団に入ってからも、寝付けないせいかため息ばかり… 

可哀相だけど、仕方ないです。 
わかっていてお仕事受けたんでしょうから…

翌朝、人より早くに起床した彼女は、泊まり用トランクからアイロンをだし制服を整えていました。 
ほんと、大変だなぁ〜と思いながらも、自分の支度が終わった私は、持参していたインスタンコーヒーをみんなにすすめました。 

自社の仲間はいつものことだという風に、それを飲み始めましたが、フリーさんは悪いからいらない、と〜!

お嫌じゃなければ遠慮なさらないで(*^_^*)と、私もしつこかったかもしれないですね… 

むっとした表情で、
「そのメーカーさん、きらいなんです(`´)インスタンコーヒーは◎◎しか飲まないですから…」

ありゃ!?そんなに嫌な顔しなくたって…

その後、彼女も言いすぎましたと反省なさっていましたが、゛私はこれだから一人で仕事に行くようにしています ゛と…

同士が仲よくできなくてお客さんとも仲良くできるのかな?
どんな状況でもまわりに対して思いやりがなければ、どんな仕事も孤立しちゃいますよ!
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