【実録】平成・ばすが〜る物語

時間と都合が合えば、ｽﾀｼﾞｵを貸し切って練習をしていました。　

幼い頃からﾋﾟｱﾉを習っていた私は、
ｷｰﾎﾞｰﾄﾞも弾くことはできます。　

ただ、昔、組んでいたﾊﾞﾝﾄﾞで、私はﾄﾞﾗﾑでした。　

他のﾒﾝﾊﾞｰは、みんなそれぞれのﾎﾟｼﾞｼｮﾝの経験者。　

私だけが初心者でした。　

鍵盤は軽くていろんな音を奏でるｷｰﾎﾞｰﾄﾞが、次第におもしろくなりました。　

演奏する曲目は、女性ﾎﾞｰｶﾘｽﾄのﾎﾟｯﾌﾟで繊細なﾅﾝﾊﾞｰでした。　

ここ最近、某化粧品ﾒｰｶｰのCMに使われたり、某ﾄﾞﾗﾏの主題歌を歌ったりと、
その実力も去る事ながら、すっかり有名ｼﾝｶﾞｰｿﾝｸﾞﾗｲﾀｰの一人として活躍している、女性ﾎﾞｰｶﾘｽﾄ。　

当時は、ﾏﾆｱの間で絶大な人気で支持されていた…

したがって、私とﾎﾞｰｶﾙ以外のﾒﾝﾊﾞｰは、
彼女の歌そのものがお初だったそうで〜　

逆に、新鮮感があって今までやったことがないｼﾞｬﾝﾙ〜
とのことから、即決してしまいました！