【実録】平成・ばすが〜る物語

弟分から恋人へ

ガイド人生第二の職場で5年が過ぎようとしていました。

新人ドライバーが入社してきたんです。

それまで、何人かの後輩と仕事にでては、いろんな話をしたり、
意気投合して飲みに行ったりと…

新人ドライバーに対して、何の感情もなく
会社の一同僚としての気持ちしか持っていなかった私にも、
ある日突然事件が起きました。

前触れもなく… 

それは遠距離の仕事でツードラ乗務だった日の夜でした。 

先輩ドラと私は、新人を交えて反省会(と言う名の飲み会;)をやろう〜と話し、
宿の近くで飲み物をたっぷり調達してきました。

まだそんな雰囲気にも慣れていない新人は、
先輩に言われるがまま?飲みだしたんです。

入社してからは、私にとって弟的存在だった彼。

とくに個人的感情はなく、助けてあげたり教えてあげたり、
同僚として仲良くやっていた相手でしたが、
こういう機会だし、せっかくだからと三人ともかなりの泥酔状態〜 

やがて夜行疲れか、先輩ドラはうとうとしはじめたんです。
< 128 / 200 >

この作品をシェア

pagetop