【実録】平成・ばすが〜る物語
結局彼は、純粋に私を好きでいてくれていたんだと思います。

自分の生活や会社での立場は大切でも、
二人の関係もとても大切に思っていてくれてたんですね!

不器用で素直になれなかっただけ、
最初から不倫だと覚悟してスタートした関係。

いつかおわることをわかっていながら、関係を持った訳ですから、
それがまさに今だったんだ… 

私はそぅ自分に言い聞かせました。

離れてからは、しばらく身体に大きな穴が開いたような、
そんな感覚の日々でした。

いつか忘れられる日がくるのか、不安でした。

それだけ、いつのまにか大きな存在になってしまっていたんです。

この先、会社でも顔をあわせることもあるでしょう。

仕事で乗り組みも当たるだろうし、関係がおわったからと言って、
私たちはまだ完全に離れることはできません。 

つらい日々はまだ続いています。 

どうせなら会社を辞めて、二度と会わなくなりたいくらい…

でも、それとこれとは別問題なんです! 

割り切って、吹っ切って、気持ち新たに仕事を頑張らなきゃ、
最近少しずつそぅ思えるようになったような気がします。
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