【実録】平成・ばすが〜る物語
青森・南部恐山…

本州の再北、下北半島には、あの世の入り口があります。

人はこの世に生を受けた瞬間、死へのカウントダウンが始まる…

しかし、誰もが、やがて来る
「死」
を現実として受けとめる事無く、
「生きる」
ことに精一杯になるものです。

自分だけは、死なない〜

そう思うことは、死の現実より今という現実を重く受けとめなければならない、
人間としての
「義務」
であり、
「理想」
であります。

もちろん、死への
「恐怖」
すべて含めて
「生きる」
こと。

そんな中で、この場所に訪れることで、少なくても恐怖からは逃れることが出来るのでは?
なぜなら、あの世の入り口である恐山とは、
想像以上に安らかな場所であり、お参りすることで神聖なる気持ちにもなれる場所だから…

イタコの口寄せ…
それは、今は亡き大切な人たちからのメッセージです。

大祭(7月20〜24日)では一般の参詣者の方にもイタコ降ろしを体験していただけます。

また、同じ下北には
「仏が浦」
があり、観光船にてすばらしい景勝も楽しんでいただけます。

この場所が本当の
「あの世の玄関」
と言われる説も…
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