【実録】平成・ばすが〜る物語
それでも、私が得意なのは路線図書きだけで、
肝心なガイドとしての仕事は苦悩の毎日… 

いよいよ、新しく範囲が広がった内容の仕事が、私たちにも割り振られてきました。 

同期30人弱、半分は優等生で泊りがつきました。 

あとの半分は、日帰り専門… 

私は後者でした。 

差をつけられるとますます自信がなくなってしまいます。 

辞めたいな…

一瞬頭をよぎりました。

でも、今までの半年、がむしゃらに頑張ってきた中に、
嫌なことばかりじゃなかったんですよね! 

楽しかったり、思い出になったこともありました。 

だから「辞めたい」とは思っても「辞めよう」とは思いませんでした。
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