【実録】平成・ばすが〜る物語

頑張りすぎて、肩に力が入りすぎてしまった私に、
一人のお婆さまが飲み物を持ってきてくださり
「のんびり行きましょうね〜」　と！　

聞けば、この方のお孫さんも新人ｶﾞｲﾄﾞとして頑張っているとのこと、まるで自分の孫をみてる気分だよ、
と微笑みかけてくださいました。　

だから、力入れすぎて無理をしないで、程々に…　
ちゃんとお客さんは、見てくれているんです。　

ｶﾞｲﾄﾞが精一杯頑張る姿は、お客さんにも伝わるし、逆もあります。　

手抜き仕事は、伝わるものも半分しかないんです。

私は、習いたての歌を披露しました。

この先は案内も乏しいｺｰｽです。　

何を話していこうかな、ｹﾞｰﾑも思い浮かばない…

そこにお客さんの一人が、
「さっきの歌をみんなで習いましょう〜」
とご提案くださったんです。

きっと他のﾊﾞｽでは案内が続いていて、お客さんはｶﾞｲﾄﾞの名調子に感激しまくってることでしょう〜　
でも私は話につきてしまい、どうしたらぃぃかわからない、
そんなﾀｲﾐﾝｸﾞで、車内歌唱指導をはじめました。　

ﾜﾝﾌﾚｰｽﾞごとに区切り、何度も練習。
右側の方が一番、左側の方は二番、三番はみんなで一緒に歌いましょう〜！