【実録】平成・ばすが〜る物語
いい旅でした。

最初の宿泊乗務と言うこともあり、
私にとって思い出のツアーになりました。

あっと言う間の三日間も終わり、
連日仕事が続いていく中、この時の様子が会社にも伝わったようです。

少しは認めてもらえたのかな?

私にもだんだん泊りが増えていきました。

次第に全員が肩を並べ、
それぞれの持味を生かしながら日々頑張っていきました。 

でも、
もしもまた、
なにか小さなミスでもすれば、
F所長はすぐにでも牙を剥いて、
私はまたダメ子になってしまぅ…

所長を恨む気はありませんが、
やはり私にとって F所長の存在は常に恐怖でした。
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