【実録】平成・ばすが〜る物語
二年生になった私は、
かなり広い範囲での乗務に慣れ、
ドラやお客さんとのコミュニケーションもスムーズに計れるようになりました。 

ある日、所長の一言…

『新人の研修で、あなたが見本案内をしてください』 

この春入社した研修生に、当社の基礎である
『定観』
コースを一通り本番同様にご案内をし、
バスガイドとしての理想像を描いてもらうんです。 

新人達が、この先、憧れのバスガイドにむけての厳しい研修に望むために、
こんなガイドになりたい!
と思ってもらう、かなり責任は重大です(;-_-+ 

何で私〜? 

そぅ言えば私たちがデビューする直前にも先輩ガイドの案内する姿を拝見し、
心打たれ、
かならずあんな風になりたい!
と感じたものでした。 

先生の案内とは違う、身近な存在として〜 
より現実に近い存在が、憧れへの近道に感じたものでした。 

その大役を、所長は私に託したんです。 

ほかにも優秀な子たくさんいるし、
まして一年生の時の私は劣等生…

またプレッシャーでクタクタ…*†*:;;;:*†* (≧_≦*)b *†*:;;;:*†*
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