【実録】平成・ばすが〜る物語
肩に…

ここは以前、何度もお世話になっている宿。 
これまで特に何事もなく、部屋も大浴場もきれいで、清潔感もある。
たぶん、この時は宿自体に何の問題もなかったんでしょうけれど、今だに現場に近づくとこのことを思い出します…( ̄^ ̄)

二台連行でツードラ・ツーガイドの4人〜 
バス清掃も終わりフロントに向かう私たち。
疲れか暑さか、怠いなぁ〜と、荷物のカートをずるずる引きずる私を、ドラの一人がじっと見ているんです。

…正しくは、私の顔の横…

エレベーターまでだらだらと歩く私は、ふぃに肩をひっぱられたような気がしました。
びっくりした私は、そこに立ち止まりました。 
と同時にドラも再び、驚いた表情で私を見たんです‥

あ、正しくは顔の横… 
なんなんだ!?

部屋に向かう際に、あまりに気になった私はドラに尋ねました。

「実は〜稜ちゃんの肩に、年上風の女の人が見えたんだ…」

このドラは社内でも有名な霊能者(自他共に認める)

どうして私についたの〜?
と言うか、いつからついてた?
お願いだから早く離れてくださぃ〜(;-_-+ 

夕食の膳にて、御神酒をたっぷりあげたおかげで(?)まもなく楽にはなりましたが(笑)
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