月龍姫
それから、朝日と喋りまくった。

朝日は、喧嘩ができるとか、朝日の嫌いなもの

とか、まぁ、とにかくいろいろ知れた。

「んじゃ、バイバイ!また、明日な!」

終礼も終わり帰る時間となった。

さて、私も帰るか、

「っっ!」

今っかよ、最近薬飲んでなかったもんな〜

はは、やっばっ

私は席を立とうとしたら持病の発作が出てきた

たしか、今、薬もってないよな〜、ッチ、

今日に限って、、、薬なくなったし、

この事は、誰もしらない、

翔兄達も知らない、病院の先生だけ知ってる

ここから、病院までタクシー使ったら、10分

くらいかな?とりま、行こう

私は、なるべくすれ違う人たちにバレないよう

に、平気を装った。

タクシー呼んで、タクシーに乗ってる時も、

結構ヤバ目だった。

病院についてすぐ、私の担当医の

桐咲先生(桐ちゃん)の所へ、走って行った。

「桐ちゃん!ハァハァハァ、発作、、がっ、」

漫画を読みながらタバコを吸っていた、

桐ちゃんに言った。

「ハァ?お前マジかよ、だからマメに俺んとこ

来いって言ったろ?薬持ってくるから待っ

てろ、」

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