月龍姫

3の章

「おっはよーーーー!あっさっひーー!」

「お、うわ、なんだ、陽楽かよ、笑笑」

「あ!陽楽かよ、ってなにさ!

陽楽かよ、って!

この可愛い陽楽様が来てやったのよ!」

「なんだよ、それ、馬鹿じゃねーの?」

とか、言いながらめっちゃ笑ってる

「あ!そういえば!おい!今日さ!

繁華街に遊びに行かね?」

「いっくーーーーーー!」

「だよな!陽楽なら、そう言うと思った!」

やった!引っ越してきて初めてだ!

遊びに行くの!嬉しすぎる!もう!

舞い上がりそう!!!

それからは、楽しみにしすぎて寝てしまった

「オ──イ!陽楽!昼休みだぞ!飯食うぞ!」

「ンニャ?ママ?」

「ママじゃねーよ、食べるぞ!」

「あ!ごめんごめん!寝ぼけてた!」

ヨダレを吹きながら言った。


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