月龍姫
in教室

ガヤガヤガヤガヤ、、煩いなぁ、

えっと〜私の席はっと、え〜何処だ?

あっ!あったあった!

黒板に張り出されている座席表を確認して、

自分の席へついた

私の席は、一番後ろから二番目の一番窓際、

なんということでしょう!

あぁ!神様!ありがとうございます!

ツンツン、、、

ん?後ろから私の背中を誰かが突いてきた

「なあ!俺さ!俺さぁ!俺の名前さぁ時枝 朝日

って言うんだ!ヨロシクな!お前は!?」

なんだこのハイテンションは?

にしても、メッチャキラッキラッの笑顔やな〜

「私は霧南陽楽!ヨロシク!

朝日って呼んでいい?」

「もちろん!俺も陽楽って呼ぶ!」

「うん!ヨロシク!」

「陽楽ってどこ中出身?」

「私は隣のT県にある、桜ノ宮中学だよ?

知らないだろうけどさ!」

「ふーん、引っ越してきたの?」

「うん!最近!」

「俺はこの付近にある渋咲中学!

にしても、T県か、、」

「うん、それがどうかしたの?」

「いや、なんも〜」

ん?嘘っぽいなぁ〜まぁ、いいや、

「陽楽さ!昨日のテレビみたか?

マサイ族とか、格闘技の特集やってたやつ!」

ん?もしかして、、、

「朝日ってさマサイとか、
格闘技とか好きなの?」

「もっちろん!」

「キャーーーーー!私も!嬉しい!

あんまりマサイ好きとか全然いなかったの!」

「陽楽もか!?だよな!?良いよなぁマサイ様

メッチャカッコイイしな!」

「だよね!?」

まさか、私の他にもマサイ様愛好者が

いるなんて、、、この学校に来てよかった!



< 9 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop