脱力系女子



「へっ、」






間抜けな顔をする美形男







「文句なら言ったから。あ、お金払っといてね、」







やっと帰れる






彼女もポカーンとしていたが無理矢理立たせて出口へと向かう









「おまっ!待てよ!!」







はぁ、しつこい









「だから、うるさいって」






思わず睨んでしまったし











店から出て駅へと向かう




「華蓮!あんた、何してんのよぉ!!」




キャハキャハと笑う彼女







「あの人、速水さんの側近だからね!そんな人に喧嘩売るとか!!」






流石!っとまたゲラゲラと笑っている






そんなに、速水さんがすごいのか未だにわからない








「ほら、電車くるから」










夜はふけていった

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