脱力系女子
3年D組へとつくと、先に着いていた女たちがきゃあきゃあと盛り上がっていた
当たりだったみたいだな
「速水さんたちみんないるじゃん!!!!」
彼女も例外ではなかったみたい
教室の中へと足を踏み入れると、対してうちの学校とは変わらないみたいだ
ひとつ違うと言えば顔面偏差値が高いってとこだけだな
なぜか、速水廉にガン見されているのは気にしたほうがいいのか
近くにあった椅子へと腰を下ろしふぅと息をつく
先生がきたのにも関わらず、盛り上がる一方で誰も聞いてやしない
「か、片桐さん!!」
比較的真面目にきいていたあたしに話をふってくる
はぁ、ガタッと席をたち前へと立つ
あたしが立ったことにより静かになった
「まぁ、文化さ「ああ!お前昨日の!!」」
ちっ、遮られた声の方を向くと昨日の美形男が
「お前にいいた「うるさい。話遮らないで」」
うるさい男は好きじゃない
「さっさと決めたいんで、先輩らも静かにしてくたださいね」
あたしがそう言うと、批判の声が次々とあがる
あー、まじでイライラする
ガンッ