脱力系女子


ソっと隣に腰掛ける





「ここにいる女の子たちはねぇ、みんな速水さんたち狙いなんだよぉ」







まぁ、どうでもいいことだ









あたしのメインは暇つぶしのためにきたのだから











1杯目を飲み干し、2杯目へと突入しようとしていると














きゃあああああ











入口のほうから大きな悲鳴が








「来たっぽい!あたし、行ってくるねぇ!!」







素早く椅子からおりて走っていく










速水廉ね、、、








だんだんと近づいてくる大きな悲鳴









興味本位で視線だけを動かす








ああ、これは彼女がいうこともわかる











圧倒的な存在感、誰もを魅了するオーラ









「うるせぇ」






低音でゾクッとする声







まさに、完璧な男だな
< 7 / 22 >

この作品をシェア

pagetop