空色の君へ。〜最後に1度だけ、君の名前を呼ばせてください~
「友達になれたしさ、敬語もなしで、うちのことも名前で呼んで?うちも紗夜ちゃんって呼ぶから!」


「い、いいの?」


「うん!その方がうれしいよ!」


「わかった。詩帆ちゃんって呼ぶね。」


「おーう!」


キーンコーンカーンコーン


「あー予鈴なっちゃったね。本題は何も話せてないし…そうだ、今日一緒にお昼食べない?」


「う、うん!食べたい!」


「よし決まり!じゃあまた後で。」


そう言って、詩帆ちゃんは自分の席に戻っていった。
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