空色の君へ。〜最後に1度だけ、君の名前を呼ばせてください~
私も自分の席に戻って急いで次の授業の用意をする。


高校初めての友達ができた。


それが嬉しくて嬉しくて、思わずにやけてしまう。


前の方の席に目をやると、詩帆ちゃんは授業の用意をしながら周りの子達と楽しそうに喋っているところだった。


落ち着いてみると、なんで詩帆ちゃんが私なんかと友達になってくれたのかがわからない。


小顔なのに目も大きくて鼻立ちもシュッとなってる詩帆ちゃんは、ショートの髪型がすごく似合っててとっても美人。


それに、スタイル抜群。


女子でも見惚れちゃうくらいだよ。
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