樫の木の恋(上)
「そういうのは普通男からするものですよ。」
「だ、だって半兵衛がなかなかっ…!あっちょっ!ま、まてって!」
遠慮するほど、秀吉殿は不安になるのだな。そう思うことにした。
だから秀吉殿と外れぬようにしながら、秀吉殿を抱き締めながら起き上がり押し倒す。
その時少し動いたからか、気持ちよくてたまらない。
「そういえば、まだそれがしは秀吉殿のあそこを触っていなかったのですが、何故こんなにも濡れているのです?」
「っ…!う、うるさいうるさい!黙れ変態!助平!」
ぽこぽこと叩いてくる秀吉殿の片手を掴み、体の横に持っていき布団に押さえつけるように指を絡ませる。
そして左手で自分の体を支え、秀吉殿に口付けをする。
「ふふっそれほど気持ち良かったのですね?」
そう言って腰を動かす。両手で秀吉殿の頭を囲うように置き、おでこにおでこをつけながらゆっくりと動かすと、秀吉殿は可愛くよがっていた。
「ん…半兵…衛…!はぁ…好き…ぃ。」
秀吉殿はそれがしを抱き締めながら、気持ち良さに耐えようとしている。それが可愛らしくて、余計に苛めたくなる。
頭が痺れるような気持ち良さに思わず秀吉殿の唇を欲してしまう。
「秀吉殿の中、凄く……気持ち良いですよ…。」
「う、うるさいっ…ぁっ…!」
腰をゆっくり味わうように動かしながら、秀吉殿の胸を触る。とろけてしまいそうなほど秀吉殿の中は気持ち良くて温かい。