未知の世界4
幸治さんの言うととおりに寝て良かった。
体がだいぶスッキリしてる。
そして、幸治さんと出勤して、今は隣に座っている幸治さんと朝ごはん中。
なかなか美味しいパン。
「こういうのもありだな。」
隣の幸治さんが嬉しそうに言う。
と、のほほんと食事をしていると、
「おはよう。」
振り返ると進藤先生がいた。
「あ、おはようございます。」
「いいね。朝から仲良くて。」
進藤先生が私たちの向かいに座った。
「昨日寝られなかったみたいなので、朝はゆっくり寝かせてました。」
幸治さん、こうやって私の私生活をばらしてるんだね・・・。
と幸治さんを見ると、
「主治医なんだから、ちゃんと報告しないとな。」
ニヤッと笑う。
もう、、、
「そうなんだね。仕事も始まったばかりだし、無理しないようにね。
今日当たり、診察しとこうか?」
進藤先生に聞かれ、
「いえっ!!!大丈夫です!」
と全力で拒否すると、
「ハハハ!相当な診察嫌いだね!」
と進藤先生に笑われた。