未知の世界4
明日からいよいよ大学に行く。
この5年間、そして今回も早川先生のノートに助けられた。
あのノート、凄すぎる。早川先生のおかげでここまでこれたと言っても過言ではない。
そして翌朝。
「かな、体調はいいか?」
出掛け間際の幸治さんに聞かれた。
「大丈夫です。」
「もし何かあればすぐ連絡してこいよ。」
「はい。」
仕事中の幸治さんになかなか電話しずらいけど、ここは返事
しっかりしとかないと学校に行かせてもらえない。
そして私たちは家を出て、それぞれ大学、病院へと向かった。