未知の世界4
トントンッ
再び部屋の扉が叩かれたのは、夕方のことだった。
入って来たのは、昼過ぎに来るって予告していった進藤先生。
と、その後ろには幸治さん。
それから。
なぜか石川先生。
「大勢でごめんね。
どう?落ち着いた?」
昼過ぎに進藤先生が来た時に比べ、目の腫れは引いていたものの、心の中は何も変わらない。
「少し聞いてね、大事な話だから。」
そういうと、私の寝ているベッド沿いに椅子を持ってきて座った。
その後ろには、幸治さんと石川先生がいた。