未知の世界4

「かなちゃん、落ち着いて聞いてくれ。」





そう言うなり、ベッド沿の椅子に腰掛ける進藤先生は、正直、落ち着いてない。







「ドナー提供があった。







検査の結果、君の心臓に相応しいことかわかった。







さっそく、手術を始めたい。」







…きた。







その時が…。






私がうなづくなり、進藤先生が持ってきた同意書など、数々の書類を幸治さんと書き上げた。






そして検査をして、一時間後には手術となった。
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