未知の世界4
目を覚ますと、目の前には幸治さんの寝顔があった。
そろそろ起きて、準備しないと間に合わないかも・・・・・・
でも、このパターンは始めて。
どちらかというと私が起こされてばかりだから。
う~ん。
それにしても綺麗な顔立ち。
女だったら、すごく綺麗だったんだろうな。
「なぁ?」
ビクッ!!!
「そんなに見られてると目が開けられないから。」
「キャッ!!!起きてたんですか!?」
「あぁ。かなよりも先にな。
かなが起きそうだったから、俺がまだ寝てたらどうするかと思って。
寝起きにキスでもしてくれたら、最高なのに。ずっと見られてるだけ・・・・・・。」
「えっ!?キ、キスっ!」
と私が慌てていると、
チュッ
「何回もしてるだろ?」
幸治さんの唇が私の唇に触れる。
あぁっ、朝からっ!!!
歯も磨いてないのにっ!
「早く起きて準備するぞー。」
とベッドから幸治さんはベッドからすぐに出て行った。
あぁ~!恥ずかしい!
見つめてたことがばれちゃった!!
はぁ、毎日こんなにドキドキしてたら、体がもたないよぉ。