未知の世界4

ホテルに到着して、受付で手続きを済ませた。






部屋に案内され、扉を開けた。






「うわぁ~綺麗っ!!!」







私は思わず走って窓際に向かった。






その瞬間っ!







「こらっ!走るなっ!」






キャッ!







「ごめんなさい・・・・・・。」






つい思わず窓から一望できる沖縄の海に駆け寄って行ってしまった。






「こんな綺麗な景色のみえるホテル、素敵ですっ!






幸治さん、ありがとうございます」






そう、私が式の準備の間、幸治さんは沖縄旅行の計画に手続きにと、全てやってくれた。






このホテルも幸治さんが選んでくれた。






「あぁ。かなが頑張ってたんだから、俺も頑張らないとな。」






私は感激しながら、再び窓に目を向けた。






すると、      




 
  

ギュッ






と後ろから幸治さんに抱きしめられた。






「幸治さん・・・・・・?」








「もう我慢できない・・・・・・。






かなを想ってから何年が経ったのか。






俺だって男なんだ。






医者である前に男だ・・・・・・。」






へ?






気づくと着ていたワンピースのスカートがめくられ、幸治さんの温かい手が股に入り込んだ。






ヒャッ!






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