冷酷から変貌した社長の甘い恋の行方の先には
「羊子、リベンジな、来いよ」
「やだ、もうあんなこと言われたくないから行かない」
「あぁ、そうかい、来ないんなら、出ていくか?」
「私が邪魔なら邪魔だって言えばいいでしょ?出ていくわよ、会社に呼び出すくらいなら、惨めな事言われたくない」と部屋に綴じ込み、スーツケースに詰め込んだ
「お世話になりました」
「本当に出ていくのか?何も行かなくとも」
「私もね、出ていきたくないの、でもね、社長の事をひどく言われたくないの、私の立場はどんなんだろうねって、家族でもないし、」
「一応、親戚でいいんじゃないか?」
「で、来るか」
「今日はやめとく」
「夕方来いよ、受付いなくなるから」
「うん・・・・」
また捕まるとはわからず・・・・