隣の犯罪者?!
「ちょっと」
皇夜の周りにあるお金
それを全て回収すると言い捨てた
「連れてっていいわよ」
私は皇夜を引きずるようにして店を出ようとした
「待ちなよ送っていく」
バーカウンターにいた人に呼び止められ皇夜を車に押し込めた
私は助手席に座った
「ありがとうございます」
「如月は?」
「寝てるみたいです」
私はちらりと後部座席を確認した
「まあ打撲程度で済んで良かったんじゃない」
そのまま車は発進した
「···皇夜」
「ってマスターからもらったその薬、風邪薬じゃないよ」
私は心底、マスターは最低な人間なんだと思った
「名前きいていいですか?」
私はゆっくりとそう訊いた
「葵、骸木葵
君が初めてかも僕に名前を訊いたの
手近なドラッグストアに寄りますね」
「ありがとうございます」
夜中の道路はどこまでも暗くて呑み込まれてしまいそうだった
車がはしっていくとドラッグストアが見えた
葵さんが待っていてくれてる間に必要なものを買い込んだ
車に戻り葵さんが訊く
「皇夜のアパートでいいんですか?」
「あっはい」
私はまた皇夜のアパートに戻るのかと思ったが内心しかたない
皇夜のアパートについて葵さんに部屋まで送ってもらい私は皇夜をベッドに寝かせた
そうそのまま皇夜の傍で寝てしまった
朝になったのか私は皇夜の腕枕で寝ていた
「えっ···」
「っ···」
この状況、私には説明できない
「大丈夫?」
「体中痛いそれぐらい」
「たぶんそれ私のせい
けっこう引きずるようにしてたから
皇夜、昨日のこと覚えてないの?」
皇夜は私に体重をかけないようにしてキスをしてきた
「覚えてない」
そのままの勢いで私は皇夜を受け入れた
「抱けないなんてウソ」
「ずっとしたかったおまえと」
「嬉しいんだけど仕事行かなきゃ」
皇夜のこと好きになりかけてる体も心も
だけど時間が邪魔をする
でも皇夜は離してくれず私は皇夜にされるがままじゃれあっていた
「んで昨日のことって?」
私は皇夜を真っ直ぐに見つめられなかった
「なんでもない」
「言えよ」
「言えないよ
だって皇夜は···」
私の誕生日だったのに
「あーなんとなくわかった」
「皇夜、お店辞めたら?」
皇夜にしたらまったく?な話しだよね
でも皇夜のためにも辞めたほうがいいと思うけどって皇夜はまるで犬のように私を見下ろしている
「辞めたらどうなるよ?」
「はい?」
「世間から見たら俺はクズなんだけど」
皇夜の周りにあるお金
それを全て回収すると言い捨てた
「連れてっていいわよ」
私は皇夜を引きずるようにして店を出ようとした
「待ちなよ送っていく」
バーカウンターにいた人に呼び止められ皇夜を車に押し込めた
私は助手席に座った
「ありがとうございます」
「如月は?」
「寝てるみたいです」
私はちらりと後部座席を確認した
「まあ打撲程度で済んで良かったんじゃない」
そのまま車は発進した
「···皇夜」
「ってマスターからもらったその薬、風邪薬じゃないよ」
私は心底、マスターは最低な人間なんだと思った
「名前きいていいですか?」
私はゆっくりとそう訊いた
「葵、骸木葵
君が初めてかも僕に名前を訊いたの
手近なドラッグストアに寄りますね」
「ありがとうございます」
夜中の道路はどこまでも暗くて呑み込まれてしまいそうだった
車がはしっていくとドラッグストアが見えた
葵さんが待っていてくれてる間に必要なものを買い込んだ
車に戻り葵さんが訊く
「皇夜のアパートでいいんですか?」
「あっはい」
私はまた皇夜のアパートに戻るのかと思ったが内心しかたない
皇夜のアパートについて葵さんに部屋まで送ってもらい私は皇夜をベッドに寝かせた
そうそのまま皇夜の傍で寝てしまった
朝になったのか私は皇夜の腕枕で寝ていた
「えっ···」
「っ···」
この状況、私には説明できない
「大丈夫?」
「体中痛いそれぐらい」
「たぶんそれ私のせい
けっこう引きずるようにしてたから
皇夜、昨日のこと覚えてないの?」
皇夜は私に体重をかけないようにしてキスをしてきた
「覚えてない」
そのままの勢いで私は皇夜を受け入れた
「抱けないなんてウソ」
「ずっとしたかったおまえと」
「嬉しいんだけど仕事行かなきゃ」
皇夜のこと好きになりかけてる体も心も
だけど時間が邪魔をする
でも皇夜は離してくれず私は皇夜にされるがままじゃれあっていた
「んで昨日のことって?」
私は皇夜を真っ直ぐに見つめられなかった
「なんでもない」
「言えよ」
「言えないよ
だって皇夜は···」
私の誕生日だったのに
「あーなんとなくわかった」
「皇夜、お店辞めたら?」
皇夜にしたらまったく?な話しだよね
でも皇夜のためにも辞めたほうがいいと思うけどって皇夜はまるで犬のように私を見下ろしている
「辞めたらどうなるよ?」
「はい?」
「世間から見たら俺はクズなんだけど」