溺れる恋は藁をも掴む
 聞けば、やっぱ、お前をそこまでにしたのは、恋をしていたわけで‥‥

 そんで、そこまで頑張ったお前を振る男。

 あーぁ、三浦ドンマイ‼︎

 『なら、元気つけてやっか!』
そんな気持ちだった。


 俺の中で、三浦華って奴は、他の女にはない、何かを感じていたから……

 アンナコトしちゃって、今更なんだけどね…

 俺とあいつが最高の理解者ね…

 それが良いにせよ、悪いにせよ、ただの同級生ではなくなっちまったな。

 今のお前も、昔のお前も、お前には違いないよ!



 ーーなぁ、華ーー

 
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