Soldier President
やはりバニング達の予想通り、ロスタムはイグラを使用した原発の爆破を企てていた。

「原子炉内部にイグラを持った兵士を入り込ませ、内部から破壊する。結果はどうなるか分かるよな?」

腕時計を見るロスタム。

「今頃原子炉に足を踏み入れようとしている所だろうな」

「くそっ!」

ノベスキーN4を手にしたバニングが駆け出すが。

「無駄だ無駄!原発周辺には、俺の部下達が防衛線を張っている!これから原発が爆発する事も知らずにな!奴らは自分達も巻き添えを食らうと知らず、必死になってお前達を食い止めようとする!たった4人で防衛線を突破出来るものか!」

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