Soldier President
ニコライは自分からは仕掛けない。
「どうした、今更手を汚すのが怖くなったか?自国の兵士には散々敵を殺させといて、自分は綺麗綺麗なままでいたい卑怯者か?」
舌を出し、ロスタムは嘲笑する。
「所詮大統領なんざそういうもんさ!口だけの臆病者しかいない!」
言った途端に。
「!!!!」
ニコライのナイフを持っていない手での掌打が、ロスタムの鼻面を捉えた!
その衝撃で、僅かに舌を噛んでしまうロスタム。
「私が手を汚さないのは、怖いからじゃない。親日家ならではの言い方をするならば、私は『担がれる為の神輿』だからだ。神輿が汚れてしまっては、誰も担いではくれない」
「ミ…ミコシ?何だそりゃあ」
「知りはしまい。自国の神ばかりに固執し、世界に目を向けようとしないお前達イスラム系テロリストは」
ニコライは再び両手をユラユラと動かす。
「だが、今の私は汚れる事を恐れない。神輿である事を辞めたからな」
「どうした、今更手を汚すのが怖くなったか?自国の兵士には散々敵を殺させといて、自分は綺麗綺麗なままでいたい卑怯者か?」
舌を出し、ロスタムは嘲笑する。
「所詮大統領なんざそういうもんさ!口だけの臆病者しかいない!」
言った途端に。
「!!!!」
ニコライのナイフを持っていない手での掌打が、ロスタムの鼻面を捉えた!
その衝撃で、僅かに舌を噛んでしまうロスタム。
「私が手を汚さないのは、怖いからじゃない。親日家ならではの言い方をするならば、私は『担がれる為の神輿』だからだ。神輿が汚れてしまっては、誰も担いではくれない」
「ミ…ミコシ?何だそりゃあ」
「知りはしまい。自国の神ばかりに固執し、世界に目を向けようとしないお前達イスラム系テロリストは」
ニコライは再び両手をユラユラと動かす。
「だが、今の私は汚れる事を恐れない。神輿である事を辞めたからな」