Soldier President
素顔を覆面で遮り復讐に滾る
「ま、待てよ、おい!大統領!」

ヒューの制止も無視して、ニコライは小屋を出て、四駆の方へと歩いて行く。

「えっ?だ、大統領っ?」

車内で待機していたハルが、突然ドアを開けたニコライに驚く。

が、当の本人は気にしない。

「失礼レディ、お邪魔するよ」

彼は四駆の荷台に積み込まれた、Disposableの装備品を物色した。

「M4カービンのCQBモデル…アメリカのSEALが使用しているものだな。ではこれと…このボディアーマーも拝借させてもらうよ」

< 21 / 150 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop