Soldier President
「よぅゴースト。ご無沙汰してるな」

バニングが言う。

『繁盛しているようだなバニング。大統領は救出できたか?』

「ああ、今一緒にMREを食った所だ」

『おいおい、一国の主にそんなもの食わせたのか』

呆れるゴースト。

「飯を奢るついでに、ちょっと武器や弾薬もプレゼントしようと思ってな」

バニングは、スマホをニコライに渡す。

「もしもし」

『はじめまして、大統領。PMSCsデュラハン社のゴーストという』

「…君が伝説の幽霊か。スペツナズ時代から噂は聞いている」

『そいつは光栄だね』

しらしらとコイーバの紫煙をくゆらせる姿が、目に浮かぶようだ。

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