ストロベリーアイスと君と私。

「そ、そんなことないよ!絶対!!!!」



私は俯いていた顔を思いっきり上げて否定する。



「彩、顔真っ赤だよ。てか、絶対そうだから。女の勘は当たるから。」



そう言ってチカちゃんはニッコリと微笑む。



「なっ、ないって!てか、私も女だから勘すごいんだよ?!」



そう言って私は否定するがチカちゃんは聞く耳を持たず、先生が来てしまい話が終わった。



これからSHR。



放課後はもう少しだ。







「彩!」




「あ、優!ごめん、先生今日に限ってなかなか話終わらなくってさ〜!」




私はそう言って急いで靴を履く。



「大丈夫。てか、俺も今降りてきたとこだし!」




優はそう言うけど、私に気を遣わせないようにしてるんだ、とわかるからキュンっとしてしまう。



こんなに好きになせてどうしてくれるんだバカ野郎と言いたい。←



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