ストロベリーアイスと君と私。
「大丈夫、大丈夫。俺も今終わったところだし。」
「よかった!」
私はそう言いながらも、今終わったところ、というのは嘘だろうな、と思った。
優のこう言うところが大好き!と叫びたいが、そんなことをすると告白前に振られてしまうからやめておこう。
「彩、今日アイス食いに行かねぇ?」
「行く!行きます!」
私がそう言うと優は、はいはい、と笑って行こっ、と手をとってくれる。
「?!」
私、アイス屋さんにつく前に緊張で死にそうです。