ストロベリーアイスと君と私。

「ストロベリーのアイスは、恋してる、でバニラのアイスは私も好きです、って意味なんだ。」




優にそう言われてちょうどバニラの部分を食べていた私は吹き出しそうになった。



「え、あ、そうなの?!知らなかった〜!」



私はそう言いながらも内心冷や汗でいっぱいだった。



どうしてちょうどこんな時に…!!




「こんな話の続きで何言ってんだよ、ってなるけど…好きだよ。アイスに勇気もらっていうなよってかんじだよな。」



優はそう言って俺かっこわる〜!と言って笑った。



私は驚きすぎて顔を真っ赤にして固まってしまった。




このあと、動かなくなった私は優に心配されて、さっきとは違い恋人繋ぎで家まで送ってもらったのは言うまでもない。








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