貴方が大好き
(良)あー、またな
(渚)良、追いかけるよ。
(良)はー?なんでだよ?
(渚)さっきの話したとき花凛ちゃんかなり驚いてた。少なくとも、花凛ちゃん関わってるよ?
多分
(良)いやいや、かりんがそんなことしないって。
(渚)良は花凛ちゃんの肩持つんだね。
良がいかなくてもうちは行く。
良、本当に大切なもの失ってからじゃ遅いよ?
(良)じゃー、ついて行けばいーじゃん。
空は関係ないって言ってたしな。
(渚)言われなくても行くわよ。また後でね。
(良)あー、またな。

しかし俺は、このとき大事な人の危機を気づくことができなかった。
明日香はずっと苦しんできたはずなのに…
その危機に真っ先に気づいていたのは俺じゃなかった。
(花凛)あの女よくも、まぁあんな噂を流してくれたわね?
そんなに私と渚様と良様の邪魔をしたいみたいね。
(渚)あの女?あの女ってだれの事だろう。
(花凛)涼子いるの?
(涼子)はい、花凛お嬢様。
(渚)あの人何処かで見たような?
あ、明日香と一緒に話してた人だ。
(花凛)あの女を体育館裏に呼びなさい。
それと、例の3人組を…ふふふ
(渚)例の3人組ってだれ?
ますます怪しいわ。
(涼子)かしこまりました。花凛お嬢様。
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