狂愛なる幼馴染
「…うん。よかった。じゃあ、また!」


「うん、ばいばい」


優しい微笑に胸が…痛む。


本当に馬鹿なわたし。


最後まで酷くすることも、優しくすることもしないで、結果的に1番傷つけてしまうんだ。


最低だ…わたし。


空を仰ぎみると、まだ明るい夏の空に一筋のひこうき雲ができていた。


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