狂愛なる幼馴染
「…早瀬くんだよ。今日、愛結に頼まれて合コン行ったの。そこで会ったヒト。…昴のこと、嫌なわけない。昴がいてくれないと…よくわからないけど、いやだ。そんなこと、言わないで」
わたしが真っ直ぐに昴の目を見て伝えると、昴は眉間にシワを寄せ、必死に何かに耐えるような顔をした。
昴は何かを言いかけて、わたしの肩に頭を乗せた。
「怖いんだ。梓が離れて行きそうで…梓に嫌われたくないのに、感情が…制御できないんだ。早瀬ってどんなやつ?なんで楽しそうな顔してんの?なんでっ、俺のいないとこで…」
わたしは大きな体を抱きしめようとして、思い直して、伸ばした腕で昴の体を離した。
わたしが真っ直ぐに昴の目を見て伝えると、昴は眉間にシワを寄せ、必死に何かに耐えるような顔をした。
昴は何かを言いかけて、わたしの肩に頭を乗せた。
「怖いんだ。梓が離れて行きそうで…梓に嫌われたくないのに、感情が…制御できないんだ。早瀬ってどんなやつ?なんで楽しそうな顔してんの?なんでっ、俺のいないとこで…」
わたしは大きな体を抱きしめようとして、思い直して、伸ばした腕で昴の体を離した。