狂愛なる幼馴染
「っ!」


次の瞬間、壁に両手を頭の上で押さえつけられた。


そして、昴に着ていた薄いTシャツを捲し立てられ、胸やお腹、鎖骨、首に口付けられ、キスマークがついていく。


「昴…ごめん」


そのまま、わたしから少し離れた昴は縋るような目でわたしを見つめる。


「なぁ、梓…ただの幼馴染はこんなことしないよな」


「…うん」


「じゃあ、俺らは何だろう…?梓には…どう見える?」


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