これを『運命の恋』と呼ばないで!
「私……」
いくらショックだったからといって、言いたい放題を言ってしまった。
先輩は今頃、私のことを怒ってるかもしれない。
「どうしよう。汐見先輩……」
青空先輩をキライだって言っちゃった。
顔が見れなくなったら清々するなんて言ってしまった。
「ナッちゃん?」
心配そうな顔を見せられる。
でも、この人には頼れない。
「いえ。何でもないんです」
ーーああ、神様。
この口を呪います。
どうか反対の意味であると先輩が気づいてくれますように。
何処にも行かないで欲しい。
ずっとずっと、先輩の顔を見ていたいだけなんですーーー。
いくらショックだったからといって、言いたい放題を言ってしまった。
先輩は今頃、私のことを怒ってるかもしれない。
「どうしよう。汐見先輩……」
青空先輩をキライだって言っちゃった。
顔が見れなくなったら清々するなんて言ってしまった。
「ナッちゃん?」
心配そうな顔を見せられる。
でも、この人には頼れない。
「いえ。何でもないんです」
ーーああ、神様。
この口を呪います。
どうか反対の意味であると先輩が気づいてくれますように。
何処にも行かないで欲しい。
ずっとずっと、先輩の顔を見ていたいだけなんですーーー。