悲しみの果てに

••指輪


苳吾さんは、自分の身体や髪を洗い

湯ぶねに入ってきて
私を自分の足の間に挟み
そのまま、自身を私の中に入れた。
「アッ…ア‥ア‥ゥン‥」
「ウッ‥‥っぅ‥ハァ‥‥」
下から、突き上げながら
私は、頭が真っ白になっていった。
「すずっ‥な‥すずっ‥な」
と、苳吾さんは言いながら
欲を吐き出した。

私が、次に目を覚ますと
苳吾さんに抱き締められて寝ていた。

何故か、胸元に違和感があって
胸元を触ってみると
ネックレスがされていて
先に指輪がついていた。

ネックレスを外してみると
シンプルだけど可愛い指輪が
ついていた。

その指輪を触っていると
「気にいった?」
「あっ、起こしちゃった?
これ?苳吾さん?」
「ああ、俺は鈴菜だけを愛している。」
「う‥‥ん‥‥ありがとうございます。
凄く・・きれい・・」
と、言うと
「仕事柄、指に出来ないから
ネックレスに通したよ。」
と、言ってくれたから
思わず、苳吾さんに抱きついた。


「おっ、鈴菜からのお誘い?」
と、言われて
私を抱き上げて
自分の上に乗せられ
また、苳吾さんに
翻弄されて行った。

朝になっても、私は起きれなくて
ぐったり‥‥

苳吾さんは、仕事だから
用意をして病院へ向かった。

「鈴菜、ゆっくりしてろよ。」
「もぅ、動けない。」
と、言うと
クスクス、笑いながら
苳吾さんは、行ってしまった。
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