悲しみの果てに

••やはり この人が


マンションに戻り
苳吾さんが・・・

「鈴菜、ずっと一緒にいような。
そして、幸せになろうな。」
と、言ってくれた。

だから、私も
「はい。
ずっと、一緒にいてください。
そして、いつまでも
幸せに過ごしましょうね。」
と、返した。

「ああ。」
と、苳吾さんは言いながら
私を抱き締めて
私の左手の薬指の指輪に
キスをして
唇を舐め
舌を絡めとる。
「ゥン‥‥ん‥」
「鈴菜っ‥愛している‥」
苳吾は、鈴菜を抱き上げ
寝室に連れていき
ベッドの上へそっとおろした。

パジャマを脱がせながら
顔中にキスをし
首すじに唇を這わせながら
胸を揉み上げ
「···ン‥‥ん····」
胸先は、吸い上げられ
苳吾の手は、鈴菜の身体の線を
なぞりながら、下に‥‥下に‥‥

苳吾は、自分が来ているものを
脱ぎ捨てた。

鈴菜の中心を堪能して
鈴菜の頭が真白になり始めたときに
苳吾自信が、入ってきて
「アア‥‥ン‥‥」
「うっ‥‥っう‥きっ‥‥
  ‥‥すずなっ‥‥一緒に‥‥」
「····ぁっ‥はぁっ‥‥」
苳吾さんから、深く‥‥深く
突き上げられて
意識をなくした。

気がつくと
苳吾さんに抱き締められていた。

やはり······この人が好きだ。

そして、それは·····今からも····
変わることはない。

そっと、苳吾さんに寄り添い
再び、眠りに着いた。
< 42 / 45 >

この作品をシェア

pagetop