サッカー✖️芸能人
「そうだったんだ。
俺、今まで自分で言うのも何だけど
何不自由なく生きてきた。
大好きなサッカーも出来たし、
ずっと行きたかった高校にも推薦が来て
こうやって通えてる。
プロのサッカー選手になる夢も
追い続けることが出来て叶うかもしれない。
だから、AKIの気持ちは分からない。
でも、俺は少なくとも
AKIと仲良くしたいって思ってる。
AKIは孤独だったのかもしれないけど、
俺がAKIの心を開くことは出来ないかな?」
私はこのとき思った。
あぁ、なんてこの人は純粋な人なんだろう
って。
今まで私がこんな性格だから
だれも近づいて来なかった。
でも彼はどんどん私の心の中に入ってくる。
それは、不思議と嫌な気はしなかった。
もしかしたら心のどこかで
早く私の心の中を開いてほしい
そう思っていたのかもしれない。