サッカー✖️芸能人



「そうだったんだ。

俺、今まで自分で言うのも何だけど

何不自由なく生きてきた。


大好きなサッカーも出来たし、

ずっと行きたかった高校にも推薦が来て

こうやって通えてる。


プロのサッカー選手になる夢も

追い続けることが出来て叶うかもしれない。


だから、AKIの気持ちは分からない。



でも、俺は少なくとも

AKIと仲良くしたいって思ってる。



AKIは孤独だったのかもしれないけど、


俺がAKIの心を開くことは出来ないかな?」






私はこのとき思った。



あぁ、なんてこの人は純粋な人なんだろう



って。





今まで私がこんな性格だから



だれも近づいて来なかった。





でも彼はどんどん私の心の中に入ってくる。





それは、不思議と嫌な気はしなかった。




もしかしたら心のどこかで



早く私の心の中を開いてほしい





そう思っていたのかもしれない。






< 41 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop