俺様彼氏はShy Boy?


目を閉じると、瞼にキスが落ちた。


朦朧とする意識。

夢心地なとても穏やかな気分。


「比奈、好きだよ」


海斗の甘い囁き。

それが夢か現実か、薄れていく意識の中ではよくわからなかった。


海斗の温もりに包まれたまま眠りにつく。


「……愛してる」


そんな愛の言葉も。

おでこに落ちたキスも。

もしかしたら夢だったのかもしれない。




< 124 / 479 >

この作品をシェア

pagetop